マンモグラフィ認定試験では、腫瘤辺縁やスピキュラの理解が重要です。
本記事では、以下の定番教材をベースに、病理と読影をセットで整理し、試験と臨床の両方で使えるポイントをまとめました。
・『マンモグラフィ診断の進め方とポイント 第4版』(金原出版)→メイン
・『マンモグラフィガイドライン 第4版』(医学書院)→補助
病理で整理したこと
境界明瞭腫瘤の整理
良性
- 線維腺腫(粗大石灰化を伴うことがある)
- 過誤腫(脂肪濃度を含有する)
- 嚢胞
- 乳頭腫
良悪あり
- 葉状腫瘍(粗大石灰化を伴うことがある)
悪性でも境界明瞭なことがある
- 粘液癌(粗大石灰化を伴うことがある)
- 充実腺管癌(浸潤性乳癌(非特殊型)の充実型。比較的境界明瞭なこともある)
微細分葉状、微細鋸歯状、境界不明瞭な腫瘤の整理
良性
- 乳管内乳頭腫
- 乳管腺腫
良性上皮性腫瘍の辺縁は、微細分葉状、微細鋸歯状、境界不明瞭に見える場合があります。
悪性
- 硬癌
- 充実腺管癌
他にも、浸潤性乳癌(非特殊型)の多くが、このような不整な辺縁を示します。
スピキュラを見たら?
スピキュラを認めた場合、まず硬癌を最も疑います。
ほかに浸潤性小葉癌も鑑別に挙げます。
良性で紛らわしいもの
- 手術瘢痕
- 脂肪壊死
- 硬化性腺症
- 放射状瘢痕
今週使用した教材
- 『マンモグラフィ診断の進め方とポイント 第4版』(金原出版)
→判定の考え方を具体的に理解できる。現場目線で実践的(メイン) - 『マンモグラフィガイドライン 第4版』(医学書院)
→ 体系整理に有用 - 『マンモグラフィ技術編 増補改訂版』(医療科学社)
→理解を深めたい時に
つまずいた点
教科書間で用語や分類が微妙に異なります。
例:
- 「浸潤性乳管癌 硬性型」
- 「浸潤性乳癌(非特殊型)硬性型」
- 「硬癌」
用語を対応づけて整理する必要があると感じました。
実際にやって良かった勉強法
・境界所見と病理をセットで覚える
・図で整理して視覚的に理解
・一問一答でアウトプット
前回受験時は単語暗記中心でしたが、今回は「画像所見と病理のリンク」で整理していきます。
※勉強法については、実際にD評価からB-1まで改善したときのやり方をこちらでまとめています。
試験で差がつくポイントまとめ
- 境界明瞭でも悪性はあり得る(粘液癌・充実腺管癌)
- 微細分葉・鋸歯状・不明瞭は悪性をより疑う
- スピキュラ=まず硬癌を考える
- 良性でも紛らわしい所見があるため鑑別が重要


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